会社近くの鎖川付近では、キジの棲み処があるようで時々見かけることがあります。特に雄の派手な色合いは目を引きます。
先日、川沿いを運転していると、突然草むらからやや大きめの1羽の鮮やかな色をした鳥が猛スピードで走って飛び出してきました。「キジだ!轢いてしまう!」と思いブレーキを踏んだ時には、車の陰で見えません・・・何の衝撃もないけど姿が見えないって事はーーーーーーと思ったのも束の間、猛スピードで川の方へUターンして走って行くのが見えました。キジも飛び出したはいいが、目の前にいきなりタイヤが見えてさぞびっくりしたでしょうね。「でも、鳥なんだから走って横断するんじゃなくて飛んでよ~」と思いましたが、調べてみるとキジは飛ぶのが苦手なんだそうです。飛べない訳ではないけれど、長距離は体質上無理なようです。それよりも、走る方がお得意だそうで32キロ出るんだとか。だからあんなに鳥とは思えない程速いんですね。
しかし、中には交通事故に遭ってしまう動物も少なくありません。こういった死亡事故を「ロードキル」と言うそうです。被害を減らすためには、注意看板の設置や、柵の整備などあるようですが、キジは警戒心が強い為まずは道路の草の除去?と、思いました。景色が開けていればわざわざ車の往来がある所を通らないでしょう。熊も、開けているところは避けるといいます。この時期あちらこちらで草刈り作業をしていますが、人にも動物にも優しい道路の維持をしてほしいものですね。
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