夏の終わり

心配していた台風被害は、松本市内ではなかったようですね。ここ数日で夏の終わりらしい涼しさになってきたように感じます。日差しが強い日中は、セミが最後の追い込みのように力強く鳴いていますね。

新聞を読んでいると、読者が投稿したものを掲載する紙面があるのですが、この時期は特に戦争について多く掲載されています。私は戦争経験者ではありませんが、大久保工場公園団地の上空は土地柄、自衛隊のヘリコプターが一日何機も通り過ぎることがあります。着陸態勢に入っているため低空であり、あの音を聞くと、ヘリコプターであれど戦時中はどういう気持ちだったのか考えてしまいます。朝ドラのとと姉ちゃんでは、終戦と分かったとき、常子が戦争に負けたことよりも、これでやりたいことが出来る!と嬉しそうに笑っていました。新聞でも、悔しい思いより安堵の方が強かった。とあります。これは正直な思いなのではないでしょうか。大人と子供とでは終戦への思いが違うとも考えますが、苦痛を強いられたのは同じです。今こうして、笑って過ごせることに感謝ですね。